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よくある質問

Q&A

無痛分娩のデメリットはありますか?

無痛分娩のデメリットはありますか?

デメリット①
吸引分娩になる確率が高い
→痛みが弱いために気張ることが難しく、吸引分娩になる確率が高いです。
吸引分娩になると会陰を大きく切開する必要があり、骨盤底筋群の神経を損傷しやすく、尿漏れなどの原因になる可能性があります。

デメリット②
分娩時間が長くなる
→陣痛の痛みが弱くなるため、分娩の進行がゆっくりになりやすいです。 
また、この場合は陣痛の促進剤を使用し、痛みを強くするケースが多いです。

デメリット③
歩けなくなる/トイレは導尿
→麻酔により歩くことがてきなくなるため、管を使って排尿します。導尿は麻酔が効いているため痛みはありませんが、動かずにベッドで安静にすると、お産が進みにくい傾向があります。

デメリット④
痛みが全くなくなるわけではない
→お産ではママの気張る力も必要です。デメリット②でもお伝えしましたが、陣痛が弱くて、なかなか分娩が進まない場合は陣痛促進剤を使用するため、痛みが強くなります。

デメリット⑤
産後の尿漏れや子宮下垂になる確率が高い
→無痛分娩では、赤ちゃんを押し出す力が弱くなるために、時間が長くかかったり、吸引分娩や圧出分娩(お腹を上から押す分娩)などになる確率が高くなります。
これによって骨盤の下にある骨盤底筋群が損傷しやすくなります。
この筋肉は本来、子宮や膀胱などの内臓を支えたり、排泄をコントロールする役割があります。
この筋肉がダメージを受けると子宮下垂(臓器が下がる)子宮脱(身体の外に脱出する)などの内臓下垂や尿漏れ、ガス漏れ、便漏れなどの症状が現れます。

もし、産後のママでこれらの症状がある方はMAMALABO助産院へお越しください。
骨盤底筋群を修復するトレーニング方法を教えてお伝えします。

この5つのデメリットが必ずしも起こるわけではありませんが、このようなリスクがあることも判断材料として検討して頂ければと思います。