産前産後ケアサロンMAMA LABO助産院では母児別室が可能で、お子様のネントレを実施しています。
ネントレは体内時計のリズムをつけることが大切で、適切な時期に開始することで効果が得られやすいです。
赤ちゃんの睡眠の間違った認識
① 昼間にあまり寝かさなければ夜はよく眠る
② 抱っこじゃないと寝ない
③ お腹を満腹にしないと寝ない
①「昼間にあまり寝かさなければ夜はよく眠る」について
赤ちゃんが昼間に寝不足になると、かえって夜に興奮して寝つきが悪くなったり、眠りが浅く、すぐに起きてしまうことがあります。
また赤ちゃんの脳はまだ未熟なので、過度に起きている時間が長いと疲れすぎて逆に眠れなくなることが多いです。
② 「抱っこじゃないと寝ない」について
これはママが作った寝かしつけの習慣です。
抱っこで寝ることを覚えさせてしまったので、赤ちゃんは眠い時に抱っこを求めるようになります。
「1人で寝る」「トントンで寝る」などの方法を教えてあげましょう。
③ 「お腹を満腹にしないと寝ない」について
0〜1ヶ月未満の赤ちゃんは満腹中枢は未熟なため、本能的に「吸う」という状態なため、与えられただけ飲む傾向があります。
2〜3ヶ月ごろに満腹中枢は働き始めるので「もういらない」という感覚が芽生え、吸うのをやめるようになります。
「赤ちゃんが寝ないのはミルクが足りていないから」
「お腹が空いて泣いている」
こんな間違った認識でよく出ている母乳にプラスしてミルクを補足するママが多く見られます。
ミルクを補足しすぎると、母乳の分泌が低下しやすい傾向があります。
母乳の方は決してミルク缶の量を参考にしないでください!
1回量60〜80mlでも十分な赤ちゃんも多く、母乳の質や赤ちゃんの消化吸収能力によって1回の適切な授乳量は個人差が大きいです。
適切な授乳量は赤ちゃんの体重から判断し、1日の体重増加量が25g以上増加していれば授乳量は足りているということになります。
赤ちゃんの睡眠の実態
赤ちゃんの睡眠時間
月齢 | 1日の睡眠時間 |
0〜1ヶ月未満 | 16〜20時間 |
1〜2ヶ月未満 | 15〜18時間 |
2〜3ヶ月未満 | 14〜17時間 |
睡眠の科学によると寝るタイミングは2つの要因によって決まると考えられています。
それが「体内時計」と「睡眠圧」です。
睡眠圧とは眠りたいという欲求で、疲れをリセットするための本能です。
寝不足になると睡眠負債が蓄積し、体内時計に関係なくお昼でも眠ってしまいます。
寝つきを良くするには、体内時計と睡眠圧のタイミングが合っていないといけません。
目安ですが、生後1〜2ヶ月で少し夜は長く寝るようになり、生後2〜3ヶ月で夜に4〜6時間まとまって眠るようになり、生後4〜5ヶ月で昼寝と夜の睡眠が安定してきます。
月齢による1日の睡眠時間から夜の睡眠時間を差し引いた時間が理想のお昼寝の時間になります。
夜に7時間続けて眠るトレーニングを開始するのは生後3ヶ月以降で、かつ体重が5Kgを超えた時期が推奨されています。
生後1ヶ月未満の赤ちゃんは低血糖や脱水を引き起こすリスクがあるため、授乳間隔が4時間以上空かないように注意する必要があります。
MAMA LABO助産院で1日中よく眠る赤ちゃんを多く見受けられます。
そんな赤ちゃんほどママからは「あまり寝ない子です」と訴えられています。
ママも赤ちゃんもすごく睡眠負債が溜まっていたのだなーと実感します。
1人で抱え込まずに、一緒にネントレを頑張りましょう!
母児別室で日中はお預かりしますのでママはゆっくり休んで疲れをリセットしてください。
MAMA LABO助産院は赤ちゃんの特性をみて寝かしつけの最善策をアドバイスできるように努めています。
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産前産後ケアサロン
MAMA LABO助産院
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