マイナポイント、子ども分の申請の注意点

6月30日より、「マイナポイント第2弾」の申請受付が開始されています。
家族分をまとめて受け取ることができたら…そう考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、その注意点を書いていきます。
マイナポイント第2弾の概要
まず、マイナポイントについて、おさらいです。
マイナポイント事業は、マイナンバー(個人番号カード)と電子決済の普及を目的に、総務省が実施している消費活性化政策のポイントプログラムです。
第1弾は、2020年9月~2021年12月に実施されました。
今回は「第2弾」になります。
1.実施期間及び対象者
申し込み開始時期 2022年1月1日
マイナンバーカード交付申請期限 2022年12月末
申し込み期限 2023年2月末
対象者 マイナンバーカードを取得した人のうち、マイナポイント第1弾に申し込んでいない人
(第1弾で、まだ最大ポイントの付与を受けていない人は引き続き、上限までポイントを受け取ることができます)
2.マイナポイントでもらえるポイントは?
・マイナンバーカード新規所得等 最大5000円分
・健康保険証としての利用申し込み 7500円分
・公金受け取り口座登録 7500円分
以上のように、一人当たり最大20,000円分のポイントがもらえることになります。
ここで…
「家族分まとめてもらえたらすごく助かる!」
と思いますよね?私は思いました。
義務教育を終えた子どもがいる我が家には、子どもの教育費がとてつもなくかかります。
コロナによる収入の減少もあり、これ、まとめて欲しい…素直にそう思いました。
しかし、ここで注意が必要なのです。
子ども分のマイナポイント申請の注意
マイナポイントは0歳の赤ちゃんからもらえます。そのためには子ども本人のマイナンバーカードが必要となるのですが、赤ちゃん本人が申請するのは当然不可能です。
基本、本人が申請しなければいけないマイナンバーカードですが、子どもなど、代理人申請ができる場合があります。
子どもの場合、何歳までできるのか?決済手段は?
年齢別に見ていきます。
1.15歳未満の場合
マイナンバーカードの申請、発行、カードの受け取りは親、または法定代理人が行います。
キャッシュレス決済サービスも親または法定代理人名義でできます。
2.15歳以上18歳未満
マイナンバーカードの申請、発行、カードの受け取りは原則として本人ですが、やむを得ない場合に限り親、または法定代理人が行います。
キャッシュレス決済サービスも、本人か親、または法定代理人名義どちらでも可です。
3.18歳以上
マイナンバーカードの申請、発行、カードの受け取り、キャッシュレス決済全て本人となります。
成人年齢の引き下げにより、2022年6月から18歳が成人年齢となりました。現在の高校3年生がここに当たります。
我が家も18歳の息子がいます。6月に誕生日を迎え、成人となり、このマイナポイント制度は本人の手続きが必要となりました。
子ども分のマイナポイントは年齢に注意
我が家の場合、6月に誕生日を迎え成人となったわけですが、現実問題として…子ども本人に、このサービスの良さが理解できてないんですよね。
これは私の日頃の対応不足が原因でもあるのですが…
18歳という年齢は微妙で、まだ高校生であるということもあり、親も子供も成人の意識が低いように思います。今回成人年齢が引き下げられたことで、社会的にも責任を問われる年齢。
お金の使い方を話し合ういい機会として、この制度について親子で話し合ってみるのもいいかもしれません。
また、申請し忘れがないよう、お子様の年齢ごとに確認もしてみてください。
我が家のように、親の手ではもうどうにもならないということのないように笑
この記事へのコメントはありません。